メッシュ無線モジュール OWS-2400
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特徴
・従来の無線LANでは、アクセスポイントをイーサネットやブロードバンド回線に接続する必要があったが、メッシュ無線LANでは、アクセスポイントどうしのバックボーン接続も無線LANで実現します
・このため、どこか一箇所のアクセスポイントさえ有線のネットワークに接続していれば配線に関係なく通信に必要と思われる箇所に設置することでアクセスポイントが形成されます
・装置は、複数のチャンネルを同時に利用できるため、アクセスポイントで中継を重ねてもスループットの低下が少なく、このため「VoIPや画像などのリアルタイムアプリケーションの伝送に適しています
・さらに既設されたアクセスポイントが何らかの事情で通信が不能になった場合でも自動で別経路が構成されます
・メッシュネットワークのバックボーンに802.11a/j(4.9GHz、5.0GHz)を使用して、各アクセスポイントとクライアントの間の通信には802.11b/gを利用するなど、柔軟にネットワークをカスタム構成できます
●4.9GHz無線バックボーン、2.4GHzアクセスの混在型ネットワークが構成されます
●広域な範囲でブロードバンドサービスが可能、中継距離が数km以上でも十分な通信速度を実現します、区域が離れていても無線中継が可能で柔軟に
ネットワークを拡張できます(とても簡単にエリアの拡張が可能)
●音声・画像・データ通信が同一インフラで提供できる、さらに16SSIDが利用可能であり、各SSIDで異なるサービスを提供することが可能です
例.SSID1音声サービス、SSID2監視カメラ通信、SSID3インターネットアクセス
●無線中継区間はWEPより強力なAESで暗号化するために高いセキュリティーを確保できます
●通信速度は、最大値54Mbps、実効値25Mbps、ただし、設置される環境、無線間の距離などにより異なります
●ネットワークされているノード(中継機能を含む無線通信装置)の状況を監視と詳細設定できる管理ソフトを標準搭載
主な仕様
無線LANサポート規格 | IEEE802.11b/g/j対応 |
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伝送方式 |
11j:直交周波数分割多重方式(OFDM)単信 11b:直接スペクトラム拡散方式(DSSS)単信 11g:直交周波数分割多重方式(OFDM)単信 |
使用周波数範囲 | 11j:4.9GHz帯、11b/g:2.4GHz帯 |
通信速度 | 11g/j:最大54Mbps、11b:最大11Mbps |
空中線電力 | 11b/g:10mW/MHz以下、11j:250mW以下 |
有線LANサポート規格 | IEEE802.3/3u準拠(10Base-T、100base-TX)、インンターフェース:RJ-45型 |
電源 | AC100V |
消費電力 | 最大65W(モジュール構成による) |
外形寸法 |
OWS-2400 310(H)x254(W)x152(D)mm OWS-3600 355(H)x254(W)x152(D)mm |
重量 | 約7.5kg(OWS-2400-10) |
環境条件/適用規格 | -30℃~+55℃ |
衝撃/振動 | EST1300-192-4 spec T41.E |
塩害/噴射 | MIL-STD-810F-509.4 |
ウェザーレーティング | IP67 weather tight |
周波数一覧 |
無線バックボーン11J 5040MHz、5060MHz,5080HMz アクセスサービス11g 2412MHz、2442MHz、2472MHz |
無線バックボーンの帯域 | 最大54Mbpsx3 |
外観図